ビジネス

成長と限界の関係は?

唐突な話だが、負けるのは辛い。辛いから認めない。現実を受け入れないから成長しない。素直になれないのだ。そして、自分以外の理由をいろいろと考え出す。だんだん手に負えない状態になってしまう。 例えば、空気中にある電気を取り出して蓄電できるという…

将来に怯えるのはなぜ?

過去に起きたことは変えようがない。記憶には刻まれている。忘れたい事実程、深く刻まれていることが多いのだ。過去には戻れないのに、過去を引きずり思い悩む人はいかに多いことか。 今、起きていることが、過去に起因するかのように、過去を恨んで改善でき…

問題解決に期待することとは?

「問題構造学入門」という本を、28歳の頃読んだ。部署を任され理想に燃えていろんなことを吸収した時期だった。問題とは何か?哲学的ではあるが、現実と目標に差がある時、その差が問題だと定義されていた。 大いに納得した。そういう目で見まわすと、そこら…

開き直りは強いのか?

生きていると、とことん追い込まれることもある。いつもではない。だから、土壇場と言われるのかもしれない。脳のDNAには、逃走、闘争、フリーズという情報が刻まれている。人間ならみんな知っていること。 このような時に、他人は開き直って行け、ダメで元…

良心とは何か?

大学生が大麻や詐欺など、おおよそ良心とかけ離れた事件を起こしている。大学では、人間の良心というものを学問として教えているのだから始末に負えない。親の心子知らずとはよく言った言葉です。 人は心に良心も悪心も両方持ち合わせている。やっていいか心…

相手を待たせない本当の理由

世の中は平等にできていない。この題でも書きました。平等に与えられるとすれば、それは時間だけかもしれない。お金持ちだから1日48時間にはなりはしない。しかし、お金の使い方次第で、生産性を倍にできるかもしれない。 時間は貴重な資源なのです。他人の…

怒りで失うものは何?

前回、ヒトの心がどういう支えられ方をしているのかの話をした。このところ、企業のマネジメントにも、その重要性の理解を求められている。コロナ禍の中で、ハラスメントの記事が増えたように感じる。悲しいこと。 ヒトのDNAには、間違いなく「闘争」という…

心を支えるものは何か?

命を脅かすような脅威に直面するとヒトはどのような行動になるだろうか?この話は、以前にも書いたかもしれない。実は、「闘争」「逃走」「硬直」のどれかを選ぶことになっている。それは、脳の奥深く偏桃体と呼ばれているところ刻まれているからだ。 偏桃体…

悩みの原因はたまたまなのか?

人の脳というのは、とても精工な代物。進化の歴史が詰まっている。知能を得てからというもの、自分とそれ以外との認識のはざまで生きている。過去の失敗を引きずり、起きていない将来に怯え、現在に怒る。 過去の出来事は現在に影響を与える。マルコフ性と言…

あなたのスイッチは何処にある?

村上和雄氏の書いた「スイッチオンの生き方」という本がある。曰く、DNAにはスイッチがあると言う。たくさんあるスイッチが人によってオンだったりオフだったりするのだそうな。みんなが同じスイッチがオンである必要はない。 スイッチで思い出すのは、スク…

コロナで出世ゲームはどう変わるか?

プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社 代表取締役 秋山 進、構成/ライター奥田由意のDIAMOND Onlineに投稿された記事。 スペシャリストの生き方とゼネラリストの生き方はよく知られている。得手不得手、好き嫌い、性格等から職として選択するこ…

学んだことを使えますか?

コンピュータは、何かをインプットされ、処理したあと何かをアウトプットする。何を当たり前のことを言ってるのかと思われるかもしれない。現場では、情報がインプットされ、アウトプットされるのが情報ではいけないという話なのです。 多くの人が集まって仕…

ななたの周りは知恵で溢れている

故船井幸雄さんは目の前で起きている現実を受け入れなさいと教えています。現実を否定し受け入れないのは損失になります。疑問を持って偏りなく現実を見る目は多くを学べます。 倉庫作業を終えて上司とトイレで一緒になった時、先に手を洗って用をたしている…

呼吸は万物に通ずる

ゴミを道に捨てる人を見ると自分の子供には捨ては行けないと教えているのだろうなと思う。常識の判断は全員が同じことしたらどうなるかを考えたらいい。 COVID-19で東大の児玉教授が専門委員会で「想像力の欠如」と言ったのはこのことです。京セラの稲盛さん…

あなたへの期待

答えは自分の中にあるは、自分ファーストが危険だということに尽きる。上司から頼まれた仕事について、自分の考えを先に言う。この内容で、どこから何をどの程度説明したらいいかを上司は判断できる。 期待通りであれば、以降の注意するべきアドバイスだけ話…

目標到達への覚悟

社会人になって5年も過ぎた頃、少しは回りが見えるようになってくる。学生の頃のキャリアパスが修正され、新しいキャリアパスが見えてくる。忘れていた思いも甦る。 実務中心にして分からない事は勉強するということで知識、考え方の不足を補うことはできる…

派遣切りは効果あるのか?

リーマンショックから10年を経過した2019年に書かれた高田直芳先生の「日産自動車の「派遣切り」が事業効率向上につながらない理由」からコロナ禍の今に役立つ経営視点を読み解く。 コロナ禍だからということでは決してない「派遣切りや雇い止めといった問題…