開き直りは強いのか?
生きていると、とことん追い込まれることもある。いつもではない。だから、土壇場と言われるのかもしれない。脳のDNAには、逃走、闘争、フリーズという情報が刻まれている。人間ならみんな知っていること。
このような時に、他人は開き直って行け、ダメで元々だなどと決して無責任ではないが、そういうしか方法がないのだろう。要は、何も考えずに勢いに任せて進めということなのだ。思考停止状態のことと同じ。
考えるを止めた瞬間に負ける。劣勢だからだ。稲盛和夫氏が神に祈ったかと言った。これはそこまで考え抜いたのかを問うている。まだ、勝敗が決まっていないのなら、勝てる方法を考える。最後まで考える。勢いに任せるのとは違う。
勝負は時の運と言われるが、開き直った人には負けが訪れ、最後まで足掻いた人には勝ちが訪れるのではないだろうか?諦めが悪いと言う言葉は、負けを認めさせる誘いの悪魔のことだろう。