運不運も重なれば格言?

 

こんにちは。

今日もブログを覗いて頂きありがとうございます。

ピックアップした記事を解説しつつ、僕の経験や意見を書きます。

今日は「お金への執着と投資」をテーマに書いてみようと思います。

 

お金への執着が強い人ほど投資で儲からない、納得の理由 | 自分だけは損したくない人のための投資心理学 | ダイヤモンド・オンライン

経済コラムニスト:大江英樹

 

 宗教的な話かと勘違いするぞ。しかし、筆者は証券会社の仕事を通じて「短期的には投資の成果というものは運不運に左右される面もあるが、長期的に見ると、やはりやり方なり、その人の性格によって成功するか否かはある程度わかるようになる」という。

 

 筆者の経験則として「お金に執着のある人ほど投資では儲からない」間違いなく事実だと憚らない。執着は失いたくない。儲けるより損を重視する。実を言うとほとんどの個人投資家はこのタイプらしい。

 

 行動経済学の「プロスペクト理論」が出てきた。これが主食かと思ってた。人はリスクに寛容という性質のこと。「10万円儲かる喜びと同じ10万円損する悲しみを比べてみると、損をする悲しみの大きさの方が儲かる喜びの2.5倍ぐらい大きいという。」。

 

 損を出しても見切って売るという行為ができるひとは少ない。塩漬け株というのはこうして出来上がる。いつか上がるだろうと言う自分勝手な思いが強い。一定数の株はしこりができてしまう。

 

 市場は変動しないと利益を得る機会がない。得する人がいれば反対に損する人がいる。常に市場は値動きがありそうなトピックを求めている。それが相場が上がる情報でも下がる情報でもいいのだ。

 

 変動はファイナンスでは「リスク」と呼ばれる。リスクを受け入れた投資家だけが利益を受ける機会が与えられる。お金に執着するのなら投資はやめておいた方がいい。お金に執着する人には預金がお似合いだということになる。

 

 概ね間違っていないと思う。友人にリーマンショックで数日後に会社の財形を全て解約して下がり続ける中、投資を試みた奴がいた。勇気あると敬意を表した。今どうだろう?彼は大きな勝利を収めた。お金に執着しなかった人は何度も味わったことだろう。