現場が動き出すか?

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こんにちは。

今日もブログを覗いて頂きありがとうございます。

ピックアップした記事を解説しつつ、僕の経験や意見を書きます。

今日は「決算書が読めるだけでは危ない!」をテーマに書いてみようと思います。

 

決算書が読めるだけでは危ない!本当に「現場で使える」会計力とは | 今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ | ダイヤモンド・オンライン   ダイヤモンド編集部 塙 花梨氏

 

 決算書が読める。かなりざっくりとした言い方だ。簿記が分かる。仕訳ができる。作業の話ではないと思う。システム屋として仕事していて、経営者との話がかみ合わない。僕が無知だったわけだが、経営者はシステム屋」ところに降りてきて話さない。

 

 システム屋も現場に降りようとせず話してしまってる。システム屋の言語で話して、かみ合うはずがないし、相手の実情の理解もできないだろう。システムを導入しても仕事が減らない、動かないという永遠の課題になってしまう理由なのだ。

 

 経営に必要なモノいわゆる「経営資源」は、「人、物、金、情報、知財」などと言われている。この中で、唯一「人」だけがその他の経営資源「物、金、情報、知財」を扱え経営を行う存在であるに注目して欲しい。

 

 会計の数字の捉え方は2つある。社内で共有すべき数字である「管理会計」と、対外的に公表する数字である「財務会計」だ。財務会計は法に縛られているが、管理会計は企業で自由にルールを決めれる。儲けるための会計だと言える。

 

 記事では、「実践で役立つ」「現場で使える」「社内での数字をどのように共有するか」と指摘しているが、会計を意識することなくコミュニケーションができる仕組みが必要と言う意味だ。共有・管理する指標を「KPI(重要業績評価指標)」と呼ぶ。

 

 

 KPIは、Key Performance Indicatorsの略語。管理会計は、金額だけを取り扱うのではなく、単価と数量も一緒に取り扱う。日常、各部門で扱う数字で共有できるのだ。社員同士の共通言語だ。

 

 各部門のMAXの合計が会社のMAXになるのか?という問いがある。これを「合成の誤謬」という。1本のロープを手に持って一列で歩くとき、一番遅い人に全体が合わせざる得ない。このことは「ドラムバッファロープ」として知られている。

 

 アドバンスドにはあるが、これをバランスする全体がもっとも高いパフォーマンスを発揮できるように、ロバート・キャプランがBSC(バランスドスコアカード)という仕組みを考案した。上手く使って好業績を狙って欲しい。