ワクチン接種は公平か?

日本医師会

 

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ピックアップした記事を解説しつつ、僕の経験や意見を書きます。

今日は「コロナワクチン」をテーマに書いてみようと思います。

 

全ての医療従事者にワクチン接種を最優先で行うことは、本当に適切か | 情報戦の裏側 | ダイヤモンド・オンライン

ノンフィクションライター 窪田順生

 

 一帯一路構想と言う言葉はほとんど知られていない。進めているのは中国だ。バブルで荒稼ぎした資金でシルクロードを再現しようというのだ。原油を安定的に安全に安価に手に入れるための仕組みだ。

 

 コロナ禍では、ワクチンを世界で先駆けて開発し外交に使う。それが中国のやり方だ。ロシアも早かった。現在は、米国、英国でもワクチンを供給している。自国が優先で国外へは状況による承認制で供給することになっている。

 

 それゆに、十分な量を輸入できない。今日、バイデン大統領はトランプ前大統領が米国に行き渡る量のワクチンを準備していないと非難した。日本は自国でワクチンがないのだから尚更少ない。

 

 

 限られているワクチンの接種は、法律で決まっている。特定接種の対象者は優先される。医療従事者、社会機能維持者、国家公務員、地方公務員の順になる。その後、住民(全国民)に回ってくる。社会機能維持者とは内閣だろう。

 問題は、「最優先」とされている人たちの中に「コロナ対応をしていない医療従事者」が含まれていることだ。内閣閣僚はどのタイミングで接種するのだろう?国民感情を配慮してのことだろうか。

 

 現場で治療にあたる医療従事者の次は、感染が死に直結する「基礎疾患のある人」や「高齢者」、そしてクラスターが起きやすい「高齢者施設従事者」であることは明白だ。ワクチン接種の優先度にも「役割分担」が関係している。

 

 緊急事態宣言時の銀座クラブ問題などで自民党の支持率は急落しているが、この秋には衆議院の任期満了を控えている。こんな大逆風の中で、最大の支持団体・日本医師会の機嫌を損ねたら、自民党の「惨敗」は間違いない。

 

 筆者は「「医療従事者370万人優先接種」は、明らかに理にかなっていない。本当にリスクの高い人のもとに迅速に届ける、という視点での見直しをお願いしたい」と想いを綴っている。