発言に気を付けろ

会議の席で「わきまえない」人とは?5つの視点で考える

 

 この間、上位職から発言に気を付けろと言われた。今に始まった話ではない。空気は読まない。だから出世しないのです。泥を被れないとサラリーマンの世界では出世しないというのが一番嫌いなのです。

 

 この気を付けろとはいかがな意味だろう?何に気を付けるのか?沸々と疑問がわいてきます。そもそも好奇心と疑問の塊の僕に言っても仕方ない。発言にTPOがあるのかと思う。TPOは「時と場所、場合に応じて」ということのようだ。

 

 時と場所、場合では、発言に気を付けろが分からない。立場として気を付けろ?発言内容に気を付けろ?タイミングに気を付けろ?態度に気を付けろ?目的に気を付けろ?悪態で話を終わらせたかったのだから、全てアウトだということになる。( ´艸`)

 

 逆に、ポジティブにとらえれば、ナイスな発言内容だったかもしれないということだろうか?上位職も同じことを考えていたが、TPOを考慮するとアウトだと伝えているのかもしれない。

 

 三つ子の魂百までとはよく言ったもので、直そうと思ってはいてもなかなか治らない。

在宅Wで突然死?

写真:在宅ワーク

 

 腰椎椎間板ヘルニアの手術を経験しているから、コロナ禍で自宅で仕事をする恐怖は計り知れない。エコノミークラス症候群という言葉が頭をかすめる。人間は環境に適応する動物です。そのうち仕事にかまげて忘れてしまう。

 

 歩かないで座っていると腰痛、肩こりが始まります。血行が悪くなっているからです。血管障害を持っていると動いたとたんに血管が詰まってしまう危険性が増します。仕事を自宅でしていて、突然死はいくなんでも嫌です。

 

 意外と会社では、他部署とのミーティングを含めて動いている。自宅だと圧倒的に歩く距離が少ない。通勤していないのだから。少し調べてみました。「そもそも座るとはどういう状態かといえば、下半身の筋肉を一切使わない状態である。」

 

「筋肉の70%が下肢に集まっています。つまり、座っていると筋肉の70%が働いていない状態なんです。筋肉が動くことで糖を輸送するスイッチが活性化することがわかっていますが、筋肉が動かないので糖が運ばれない。」

 

  コロナ変異種の感染が拡大してきています。僕はリモートで仕事をしています。意識して歩く、立ってZOOMをするなど考えないと足が衰えて来ることでしょう。いざ、外出と言う時に、歩けない立てないは決して大げさではないと思います。

 

 みなさんも意識して足を動かして下さい。

 

不正が起きる時

 

 駆け出しの頃、上司は平社員の僕に「社員に間違いを起こさせてはいけない。起きたら原因は会社の仕組みに原因ある。」と教えました。性悪論ではなく、人は不正を犯してしまう生き物だという考えに立つ。

 

 今時、現金で売上を貰う企業があったとしても直ぐにばれてしまう。領収書の話しでも書いたけれど、架空や白紙の領収証で金額を誤魔化す。これも書いたけれど、取引先に費用を持たせて請求させるなどの方法もある。

 

 経理もある程度の信用ができて一人で動けるようになると不正が起き得る。システムの取引マスターやネットバンキングの振込先の登録などは担当を分けておく必要があります。一人で全部できる仕組みはいけません。

 

 不正が起きるのには原因がある。1つには動機、2つ目は機会、3つ目は正当化の3つです。「動機」は、本人が不正を働くための動機です。遊金を欲している、借金があるなど。「機会」は、不正が起きても誰も気が付かない状況にあること。

 

 「正当化」は、不正行動が適切であると正当化する理由です。「組織にとって」「借りるだけ」「自分はもっと報酬をもらうべき」「他の人もやっている」など会社として対処が難しい。

 

 会社のお金を管理する仕事は神経を使う。業績の良い時悪い時、お金が足りるか足りないか夢を見た。役員を辞任して、銀行印やカードなど全て返却した時、気持ちが安らいだのが本音です。( ´艸`)

 

自己改善ではなく自己受容

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 厳しい家庭教育は、子供を時にネガティブにしてしまう。それが悪いと言っているのではありません。他人と横並びに合わせに行くことが問題なのではないでしょうか?人を同じ物差しで測ることはできないと思う。

 

 努力は大切なこと。目標を持ち進化することは死ぬまで続くことだろう。常に、自分を責めて改善を目指すことが健全なのか?答えはNoだと誰もが分かっている。それでも、叱る教育なり自己否定型の教育はなくなってはいない。

 

 コロナ禍で自殺者が急増していると報じられた。先の見えない中では、自分探しに疲れた人がなくなっているのだろうか?完璧な自分、人と比べて足りないものを探して、足りないものを補い続ける旅は疲れるだろう。

 

 今の自分を認めてみてはいかがだろう。自分を自分で褒めてもいいのではないか。自分の長所を探してもいいのではないか。毎日、寝る前に今日自分を褒める練習をすると言う人がいました。状況を加味すると強ち笑えない。

 

 生物学的に、人は予測できないことを不安に感じるようにプログラムされている。時計が12時を打つと、自覚があるかどうかにかかわらず、脳は不安によって多少なりともざわつく。その反応として、人は秩序と制御を求めようとする。

 

 完璧主義は失敗を恐れ、失敗をする自分を受け入れさせない。先が見えない状況でも、進む先に目標を置いておこう。不完全で小さな自分の小さな目標でいい。自分を罰して追い込むのではなく、自分に優しくして思いやる気持ちを持とうよ。

 

 

昔からあった褒め教育

できる上司は会話が9割

 

 僕は、叱られて育った(いや育っていないかも( ´艸`))世代です。とにかく、親父は厳しい人だった。その分、自分にもストイックな人ではありました。それゆえ、社会に出てもそんなに恐ろしい場面は少ないと感じました。

 

 そして、僕も同じ子供の育て方をした。それが間違っていると思ったら、子供は違う育て方を模索して欲しい。それほど壮大な試みなのです。余り褒めないというのは、よくないとは分かっていてもです。

 

 会社ならどうか?最近は、ハラスメント教育が行き届ていて、部下を叱るにも気を使わないといけない。いや、家庭なんて隣人に通報されれば、手が後ろに回ってしまう。物騒な世の中になったものです。親が親としてどうなのかという時代ですね。

 

 SNSが流行る。「いいね」の言葉にできぬ心地よさの虜になってしまう。そもそも人は自分を肯定してくれる承認欲求の塊。これは高度な話では自己実現です。褒められて喜ぶということとは次元が違います。

 

 褒めて育てるは、今に始まったものでもありません。

 

 山本五十六氏の人材育成に関する非常に有名な言葉がある。

 「やってみせて、言って聞かせて、させてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。」

 「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。」

 「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

 

 

 

 

オイルマネーは健在か?

サウジドル

 

 僕が知っている原油価格の一番高い値段は150ドルです。一番安い価格は20ドルくらいだったと思います。下にチャートを上げておきます。今は59.86ドルですね。ガソリン上がっているのでしょうか?

 

 

コロナ禍で経済活動が本格的戻っていないにも拘らず価格が上昇している。2021年2月15日に米軍がシリアの親イラン民兵組織を空爆しました。バイデン政権初の武力攻撃です。中東は原油の宝庫。中東の不安は原油高につながります。

 

 昨年の秋頃から徐々に買われているところを見ると、コロナワクチン開発が大きなきっかけになっていると思われます。それに加えて、世界中が経済対策実施してお金がだぶついています。

 

 OPECプラスが1月・3月の会合で想定外の減産継続を決定した。2月中旬の米南部の大寒波によるシェールオイル生産が減少した。シェールオイル原油の代替品なので、需給面の変化も価格上昇を後押しすることになります。

 

 米国では金利が上がり始めています。ドル高の傾向は、原油価格をより高い価格評価になってしまいます。このような状況で起きるのは、高値を狙ってロシアが自国産の原油を売りにきます。需給が緩和されて価格は落ち着いてきます。

 

 

アパレル販売はハイブリッドで

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 2021年4月1日から消費税分の商品の総額表示(消費税額を含めた価格表示)が義務化されます。 これまで「税込価格だと誤認されないための措置を講じていれば、税込み価格を表示しなくてもよい」としていた特例措置が3月31日で終了します。

 

 これまでの価格表示は、消費税分の「税抜き価格」の表示特例措置だったわけです。コロナ禍は世の中の生活を一変させてしまいました。ソニー任天堂は空前の売れ行きで業績好調だった半面、外食産業、旅行産業は未だに出口が見えない状態です。

 

 このような変革時期に、勝負をかけてシェアアップを狙う企業も出てくるわけです。競争戦略で有名なM.E.ポーター教授が説明したように、低価格で大量に販売する方法は大きな競争優位になります。

 

 

 例えば、レナウンです。コロナ禍に耐え切れず倒産の憂き目にあいました。ファッション関連は、オフラインで売りにくくなりましたが、オンラインのみで売れるわけでもありません。要は、ハイブリッドで販売することが重要です。

 

 さなかに、ユニクロジーユーが3月12日から同一価格で「税込み価格」に移行し、実質9.1%の一斉値下げを断行した。消費増税の時には、イオンは税込み価格で増税後も価格を変更しなかった事例がありました。

 

 アパレル業界は、強者の仕掛けた価格競争に戦慄している。コロナ禍が長引いてアパレル業界が存亡の瀬戸際にある今、価格競争を仕掛けたファーストリテイリングの真意は、国内とアジアのライバルを蹴落としてシェアップを狙っています。