期待という評価

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 良い企業と良い投資先とは同じとは言えない。株価は投資家の期待を織り込んでいくからだ。良い企業への期待は際限ないといえる。少しくらいの業績では期待に応えることはできない。良い投資先というのは、市場がまだ期待していない伸びしろがある。

 

 見事に復活を果たしたタイガー・ウッズはいう。

「他人の期待に耳を傾けないことだ。あなたは自信の人生を生き、自分自身の期待に応えるべきである。」

 

 人である以上、自分が他人からどう見えるのかから逃れられない。この影響をどれくらいに減らせられるのかは、どの世界でもパフォーマンスの発揮を左右する。自分を信じ切れるかどうかにかかっている。

 

 他人の評価は、感情が入り混じる。自分自身の思いとはあまり関係がない。しかし、気になって、潰れていくことになる。家族の期待も子供を潰してしまうことが多い。別の人格で別の人生を歩んでいることを認識しておかなといけない。

 

 いつも言っていることだが、伸びるには大地に根を張るしかないと思う。そしたら、着実上に伸びられる。この価値観は人生の機会を与えてくれた先祖への感謝から始まる。朝目が覚めるのは当たり前ではない。そこに感謝する。

 

 それができた時に、ブレなくなるのではないか?それが自分自身への信用だろうと思う。