目標と目的の違い

 

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 マネジメントという分野がある。会社の中で、管理職になる時に教育が行われることが多い。会社の方向を決める意思決定に対して、実務各部門は目的なり目標を設定して経営方針通りに実行していくのだ。

 

 よく混同される目的と目標という言葉。目的とは、最終的なゴールを指している。目標は目的に到達すするまでの途中の目指す通過点である。時に、目標は経済の状況が変化することがあるので、通過点は見直されていいものだ。

 

 最終目標としての目的はそうそうブレてはいけない。ブレてはいけないけれど、高くしていくことは吝かではない。何のために、どこまでを持つことは大切なことである。自分の人生を使って最終的にどう生きるのかなのです。

 

 目的は最終的なゴールであると同時に、その到達に意味を与える。その意味を悩み考えないと、目的を達成しても、その後の展開が続かない。単に到達しただけになってしまう。

 

 油断はいけない。ゴールまで残り5mになると急にペースが落ちる。世界記録のラインの前にいても、残り5mで世界記録ラインに追い越されて、残念だったという場面は何度も見た。目的はゴールの差の先にある。