あみだくじから学ぶ

f:id:s_otani:20210103110558j:plain

 

 あみだくじには、勝ち方がある。賛否反応はまちまちだろう。あみだくじは横線を引くことでランダムになるという公平性を期待させる抽選方法だと思われている。もう一つ、あみだくじについて研究したの結果を紹介しておこう。

 

 

 Excelを使ってパターンを試行して確率を求めている。日常的にあみだくじを使う人数などを考慮すれば、選択する場所はランダムになってはいない。要は前回書いたように偏りがあると言うことだ。

 

 この結論でも当たりが分かっている場合、横線に関係なく真上を選ぶと言っている。逆に言えば、当たりたくない場合は、当たりから遠いところを選ぶのがいいと言うことになってしまう。

 

 人生で「この大学」を出れば必ず出世するということはない。出世する人もいる。もしくは、出世する人が多いまでしか言えない。余談だが、今思うと大学が同じでも高校の方が重要かもしれない。

 

 出世や成功に必要なのは、「客観的な条件」(「この大学」)+「主体的努力」+「運」と日下公人さんは著書に書かれている。「この大学」だけでは出世や成功は決まらないと言われるが、僕は、この「運」に注目している。

 

 二回に渡って、あみだくじについて書いた。占いやスピリチュアルを批判するのが目的ではない。ただ、大部分が将来の「運」で決まるのではなく、過去の客観的条件への不適合で決まるのでもない。

 

 あなたは偏桃体ジャックされていないか?過去に悩み、現在に怒り、将来に怯える。呼吸と同様にあなたがコントロールできるのは何かを見つけて欲しい。それをあなたに伝えたかった。そして、幸せになって欲しい。