わたしの癒やし
呼吸は意識しなくても続けれる。ストレスを感じると呼吸が浅くなって短くなる。この状態は脳の偏桃体を乗っ取られかかっていることを意味している。このことは「ストレスへの対処」でも書いた。深く、ゆっくり、鼻で吸う回数と吐く回数は1:2。
コントロールできないと思い込む代表として「運」がある。「おみくじを信じるか?」でも書いた。生まれた星、干支、誕生日などで将来は決まっているかのごとく受け止めてしまう。これも偏桃体ジャックにつながる。
占いやスピリチュアルが悪いと言っているのではない。目の前のことも、将来も自分でコントロールできることの一旦を感じて欲しい。そう思っている。これらを分かったうえで、占いやスピリチュアルを楽しんで欲しい。
昔、職場でこんなゲームが流行った。新人の自分にはなかなかのストレスだった。しかし、職場の空気感としては断れない。しかし、これには勝ちの理屈があったのだ。酷い時には、全員のジュースご馳もあった。
あみだくじは大体こんな感じに描ける。確かに、1回目の勝ち負けは、2回目の勝ち負けに影響を与えない。これは真理なのだが、理屈があることをも悟らせないようなルール付けにしているのだ。
「統計学が最強の学問である」西内敬著(ダイヤモンド社PP.5.)に、このあみだくじを例えば1,000回試した結果が出ている。
この結果からみると、両端のどちらかをいつも選べれば、負ける回数は減らすことは可能になるということだ。一見コントロールできそうにないことも、メカニズムがある。このことを知っていれば、精神的負担が減るだろう。