規律が必要な深い理由

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 馴れ合いとは、損得を共にする者たちが通じ合い、グルになることを言いう。馴れ合い対象者に対し馴れるので違和感がなくなる。そうすると『親しき仲にも礼儀あり』が薄れやすくなり相手に依存しやすくなる。依存をすると、自分の問題を相手の問題と混同し区別できにくくなるので、トラブルの原因となりやすい。
 
 馴れ合いは、通常取るべき手続きを踏まずに、暗黙の合意の元に意思決定を行うので、一つ歯車が狂ってしまうと自分だけではなく、依存している相手にも影響が出やすくマイナスになりやすい。つまり、馴れ合い断る決断を鈍らせ、自分の問題ではない問題も抱えることになりがちとなる。
 
 例えば、少年院このように馴れ合いを禁止にする。依存する心があるから馴れ合うのだ。少年院に入った一つの原因は依存してしまう心である。そして自己肯定感が低い事が原因で自己肯定感を高めていくことが必要となる。
 
 割れ窓理論に似ている。依存や馴れ合いを放置してはいけない。犯罪の防止につながると考えているのだろう。企業内での大人も、「機会」「動機」「正当化」の3つの要素が揃ったときに不正リスクが起こると言われている。依存や馴れ合いが3要素に結びつくのだろう。