命より大切なことがある?

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 自分が社会人の駆け出しだった頃、普通に100時間から150時間残業をしていた。当時の生産性はともこかく、今だったら、確実に法律を逸脱している。幸い死ぬことはなかった。腎臓結石で血尿は出た。
 
 使いっぱなしは、仕事の全体が見えていない。それでいいのだ。指示されたミッションをひたすらこなす。数は多いが短期間で決着がつくし、何よりも自分が頑張れば、結果のでる仕事が多かったと思う。
 
 一人ができる仕事には限界がある。それはMAX24時間という制約があるからだ。そのことについては、フレデリック・テイラーが研究して発展させた。一人が他の7人の仕事を管理するという方法だった。
 
 仕事を自分ではしない。仕事の対象は、部下がちゃんと仕事ができているかということになった。短期間で終了できない仕事なる。常に、頭の中を仕事(人と人の関係を含む)が支配する時間が延びるのだ。
 
 この苦境をいかに乗り越えるのか、方向を自分なりに持っておくことが大切だと思う。もう一つ気付いたことは、24時間365日頭の中を支配されるのだけれど、考え続けるとある瞬間に上から言葉が降ってくることが何度もあった。
 
 言葉がはっきり見えるときもあったし、見えない時もあったけれど、解決できる確信が持てた。疲れて考えるのを止めた時、リラックスモードに入る時、後は、シャワーを頭にかけている時が言葉が降ってきた。
 
 しかし、命をかけるほど重要な仕事なんてない。一番尊いの人として生きていくことだ。勇気を持って選択して欲しい。