常識は疑うべきか?

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 西内啓氏は著書の中で、「教育という分野に関しては、まったくと言っていいほどの素人でも自分の意見を述べたがるという現象がしばしばおこる」と述べられている。どこかの誰かが子育てに成功したからと言って、同じことをしたら自分の子供も同じように成功すると言う保証は、どこにもない。

 

 この先ににあるのは、この社会の中でいかに有利に生きられるかという質問への答えだと言える。学歴を高く、安定した大きな企業で働く、公務員になるなど、そのようなレールを走るのが正しいとされてきた。浪人や留年は不利になると教えられた。しかし、実際はどうだろう。留学の帰国者が年次遅れで入社してくるではないか。

 

 全ては創られた常識の呪縛なのだと言うことを知ってほしい。「答えは自分の中にある」というテーマのブログを書いたこともある。何も考えずに流されないで欲しい。どうしたいのか、どう感じたいか、それを決めるのは自分自身だと思う。他人と比較するような生き方をしないで欲しい。周りと同じことをし抜きん出れば、幸せになれるなんて保障はどこにもない。自分したいことをして生きて欲しい。