願いはかなうのか？

　自分ファーストの話は、何度か書いた。お客さんは、自分を大切にしてくれる人に集まるという原理も頷ける。一昔、いや今もたくさんあると思うけど、会社は社員を大切にしない。それが資本主義というものだからだ。

　このような会社で働くと普通は目の前が真っ暗になり、病気になってしまう。資本主義といえども、社員が元気に働いてくれなくては、どうにも組織を維持できない。そこで、手の届きそうなニンジンを目のにぶら下げて必死に走らすのだ。

　賢い会社は、自分ファーストの原理をうまく使う。社員が大切。社員は自分のために会社にいる。自分のために働くのだ。そのように囁く。そしたらどうだ、大きな壁を乗り越え、強く前進できるようになる。

　自分の頭で考え最適解に到達する強さを持って欲しい。決して、他人の最適解に寄せないで欲しい。読んでいる方には、腹立たしい言葉、表現に気分を害されたかもしれないが、混迷を極める時だからこそ、私はそうあって欲しいと願う。