明日はいつまでも明日

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 高校受験を意識し始めた時に、勉強の計画を作り始めた。ですが、計画通りにはなかなか進まない。遅れがでると計画を立て直す。でも、期日は決めているのだから、どんどん1日にやる量が増えていくのだ。よく考えてみると、目標とか方法が明確になっていないのだから、全ての科目を100%の網羅で毎日できるはずもないし、やる必要もない。
 
 勉強に使うはずの時間を計画作成に使ってしまって、計画ができた途端に勉強した気分になっていた。このことを後に「明日はいつまでも明日」と自分で名付けた。今日やれることを積み上げて行こうと思うと時間が有効に使えるようになったし集中もできた。 
 
 こういうことは、社会に出てからも起きる。初めて与えられた仕事の一歩が踏み出せない。理解できていない訳ではないが、手を付けられない。これも後に分かるのだが、失敗を恐れて手が付けられないのだ。このようなことは完璧主義者に多いのではないかと思う。
 
 周りから自分がどのように見えるかを意識過ぎなのだ。自分が意識過剰になるほど、周りは気になんてしていないし、期待もしていない。これが真実だ。先が見えなくても、一歩を踏み出してみることがとても大切。そうすれば、いろんな情報が得られるはずだ。その情報を検討して修正を考えればよいのだ。