▲1,200円では動じない?

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 今日の東京株式市場の日経平均株価は大幅反落し、前日比1202円26銭安の2万8966円01銭で取引を終えた。ここまできたらこれくらいの調整は当たり前と思うか思わないか?「広がった金融緩和縮小の懸念」とニュースの見出しが躍る。

 

 一つには、16日にニューヨーク市場で米10年物国債の利回りが一時1.3%と先週に比べて0.1%上昇し、約1年ぶりの高水準となった。新型コロナの新規感染者数が減少傾向から、今後の景気対策への期待が高まったことなどが要因と見られている。

 

 1.3%まで上昇すると明らかにインフレ傾向。国は金がいるのだから金利を高くしないと買ってもらえない。どの国よりも米国金利が高いとなると世界のお金が米国集まる。極論すれば、円で借金してドルで預金するというようなことが起きる。

 

 

 日本も金利上げないとお金が逃げる。日本が警戒すべきことです。自国の景気によって金利をあげるのではなく、他国との相対的な関係から日本の金利が上がってしまうことになる。日本は「悪いインフレ」に陥ってしまうかもしれない。