働いて損があるの?

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こんにちは。

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ピックアップした引用記事を解説しつつ、僕の経験や意見を書くよう心がけています。

今回は「定年前後のお金の正解」をテーマに書いてみようと思います。

 

定年後、働きすぎると、「手取り」が下がる?「働き損」にならないためのポイント | 知らないと大損する! 定年前後のお金の正解 | ダイヤモンド・オンライン

税理士 板倉 京

 

 僕は会社の規定上もう定年を迎えている。立場はこれまでの待遇と変わっていない。仕事の内容は成仏しているが、専門性が高い。必要とされる限り70歳まででも働ける。今の状態は平和だし安定しているのだが、人生としてどうなのか?

 

 「自分で決断しないといけないこと」が増えているいう。生活水準は怖い。そんなに臨機応変に収入変化に合わせることができない。それが人間と言うものだろう。手続き的なことは相談に乗ってくれても、この先をどう生きるかまでは答えられない。

 

 難波金融伝の萬田銀次郎が言っている。「法律や制度は知っている者を助けてくれるが、知らない者を助けてはくれない。」のだ。板倉税理士曰く「60歳以降は必ずしも「給与が高い=手取りが高い」にはならない。」と。

 

 「給与の額が低いともらえる給付金があったり、逆に給与が高いと年金が減らされたり、様々な落とし穴がある。」と著書「知らないと大損する!定年前後のお金の正解」で指摘されている。


 事例:昭和35年5月生まれの男性AさんとBさんで比較してみましょう

    (年齢や性別  の設定により変わってきます)。

 Aさん 再雇用後 週4日        月給36万円 60歳時点の月給は50万円

     特別支給の老齢厚生年金は月10万円支給予定

 Bさん 再雇用後 週5日フルタイム勤務 月給36万円 60歳時点の月給は50万円

     特別支給の老齢厚生年金は月10万円支給予定

 

 Aさん、Bさんは給与が月額10万円違う。60~63歳までの毎月の手取りの差額は3万6000円。しかも、特別支給の老齢厚生年金の受給が始まる64歳では、手取りの差額はたった2100円になってしまう。

 

 ここからは、僕の考え方だが、AさんとBさんは勤務時間が違う。週4日でこの差なら得だという理屈。この差の理由は2つある。「高年齢雇用継続基本給付金」と「特別支給の老齢厚生年金」だ。

 

 年金が貰えるようになれば、引退するそんな想定なのかもしれない。世の中は70歳定年に確実に向かう。組織、社会で成仏し仕事は仕事として割り切れるか?「高年齢雇用継続基本給付金」は60歳までに一定年数の雇用保険加入していることが条件だ。

 

 僕は何か違う仕事がしたい。自分の若さを保ちたいから。何よりも社会との関係を持っていることの意義や刺激を受けることの大切さを感じている。