閉店も戦略か?

 

写真:閉店のお知らせ

 

 こんにちは。

今日もブログを覗いて頂いて感謝です。

下の引用記事に関連する僕の経験や意見を書くよう心がけています。

今回は「賃借物件の原状復帰の理由」をテーマに書いてみようと思います。

 

閉店ラッシュの飲食チェーンが退去時にあえて「元の状態」に戻す理由 | DOL特別レポート | ダイヤモンド・オンライン 新山勝利マーケティングコンサルタント

 

 昨年からほぼ1年続くコロナ感染では、飲食店が警戒されている。飲食店からは悲鳴が上がっている。チェーン店経営ではなお苦しいだろう。閉店を余儀なくされている現状だ。首都圏だけでも1000店以上だという。

 

 元記事に「甘太郎」「かっぱ寿司」のコロワイドグループ、「ガスト」や「ジョナサン」のすかいらーくホールディングス、ジョイフル、「ロイヤルホスト」「天丼てんや」のロイヤルホールディングスをあげている。

 

 また、吉野家ホールディングスは「吉野家」「はなまるうどん」「京樽」など最大150店舗、居酒屋チェーンのワタミも、居酒屋など114店舗を閉店するとしている。まさに外食産業は混迷の様相を呈しているという。

  

 リモートワークでビルの空室率が上がる一方で、大型の飲食店チェーンが、首都圏だけでも1000店を優に超えようとする閉店状況に陥る中、「空き店舗」も増える。どのように活用すればいいのだろうか?

 

 有名な「競争の戦略」に準えて3つの「C」に視点を置いている。考案者のポーター教授は大切なのは「環境」だと言った。Competitor(競合)、Company(同業)、Customer(市場)と解釈したらどうだろう。

 

 業界という環境を奪われないために、退去時に残された設備、什器を廃棄し原状復帰するという考え方だ。賃貸借契約書には、退去するする時に条件として、借りる時のように部屋を空にすることになっている。

 

 廃棄せずに退去が許されたとして、貸主はそのまま他の飲食業に貸せる。損はない。設備、什器は、それがないと商売できない飲食店への参入障壁だと言える。