継続は力なりは正しい

 

 スポーツはいろんな種類が手軽に始められる時代になった。50年も前はジムがどこにでもあるわけではなかった。室内プールもない。スケートリンクも遠くて頻繁には行けない時代だった。
 
 夏の時期に学校のプールで水泳を習う。放課後や夏休み含めて、大した内容の練習はしなくても素養のある子は上手になることがある。しかし、それは学校でプールのある期間だけの話になってしまう。
 
 そんな子が上を目指そうとした時、大きな壁が立ちはだかって継続する夢が断たれてしまう。目指す人々の中の1%が挑戦して、その中の1%がさらに継続できると言われている。1万人の1人なのでしょう。 
 
 若い頃に仕事で上司に相談に行くことが多いと思う。一つには決定権が自分にはないから相談するということがあって、もう一つには手も足も出ないから相談する場合です。「どうしたらいいですか?」と聞いた時によく叱られた。
 
 「君の意見を先に聞きたい」と返される。自分の担当する仕事に対して、解決策を上司に求めることの意味を問われている。それで君は成長できるのか?というアドバイスなのだ。自分だけではない。多くの人がこういう場面に直面するだろう。
 
 ここで大切なのは継続して考えられるかどうか。できない理由を探すのは簡単なんだけれど、どうすれば解決するかを考え続けることが重要で、その後にあなたの人生は開けてくると信じています。